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zoom RSS ミツバチから着物、未来の地球

<<   作成日時 : 2009/07/17 00:45   >>

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 レイチェル・カールソン女史の「沈黙の春」からの引用から始まります。「沈黙の春」はダイオキシン、さらには環境ホルモンに対する警告でしたが、本書では、ネオニコチノイドという農薬に対する警告です。発行は2008年6月で、既に1年経っています。この本を本屋で見たときは、また新しい環境に対する脅威が見つかったのか、という感じでした。そして、話はアメリカでの被害から始まり、大変なことだという思いもありましたが、まだ遠いどこかの話という印象でした。ところが、今年に入って新聞の紙面でミツバチが日本国内でも足りなくなっているというニュースを読んで、確実に私たちのすぐそばまで影響が表れているのだと思い知らされました。ニュースの中では、日本国内のミツバチ不足の原因は海外(主にハワイ?)から女王バチの供給されている事実と、そこの蜂に病気が流行って輸入できなくなったことが大きな原因として取り上げられていました。また、巣にある日突然ミツバチがいなくなる、不可解な減少も増えていると。その要因としてネオニコチノイドという農薬の影響も重要視されているという書き方でした。色々な畑を訪れるミツバチが、微量ずつでも、色々な農薬にさらされることにより体内に徐々に蓄積して、ヒトでいうアルツハイマーのような症状を引き起こし、巣に戻れなくなり巣が空になるらしいというのです。世界規模での異常。この本はその警告としてかかれた本です。

 まず本書を読む前に、ミツバチなんて国内で全て繁殖から飼育まで行われているとばかり思っていたことにショック。また、ミツバチによる果樹への受粉がかなりの広範囲にわたって行われていることを知りました。リンゴとかイチゴくらいしか思いつかなかったのに、実はスイカとかメロンとか...つまり、自然の花粉の媒介昆虫だけでは不十分になっていたんですよ。ハウスの中という特殊事情もいくらかはあるのでしょうが。先日紹介した「現代農業 7月号」では、養蜂家も個人だけではなく、大手の仲介業者までいることにまたショック。そして、ミツバチはとても薬剤に敏感だということも知りませんでした。受粉に使うハチが日本国内には西洋ミツバチ、日本ミツバチ、マメコバチと3種類いることも。

 無知な私の情報源の一つとして、本書を読んでみることにしました。世界全体におけるミツバチ事情、ネオニコチノイドに関する情報、国内の状況。出版から一年で変わったこともあるでしょうが、とりあえずのとっかかりとしては比較的わかりやすくまとめられていると感じました。ハチからヒトへの流れも。





 この本をきっかけに、自然と人間の共生について、一歩ずつ進めてみませんか? 日本の固有種ついての認識も新たになると思います。環境とそこに棲息する生き物は密接なつながりがあるようです。私個人としては、着物に興味があり色々本をんだり、着物に関わっている方々の話を聞くと、日本という国にすんでいる人間も、動物も、植物ももしかすると気候もよく似ているのです。八百万の神がいると古くからいわれているのは、根拠のないことではないのではないかと思い始めました。細やかで、勤勉で、繊細で、おとなしくて和を尊び調和を愛する。調和したときに、すばらしい力を発揮する。力任せにけんかしたり、征服し合うのではなく、お互いに尊重し合い、細かに自然を観察するのです。きめ細かく手をかけると、植物染料はとてもよく発色し、蚕は美しく・しなやかな糸を績み、麻や芭蕉などの植物繊維からは細かな糸が績みだされ、さらに最適状態の染料と糸からは美しく染まった糸や布が、その布から丁寧に仕立てられた着物は、身にまとって初めて完成に近づくのです。一人一人の体型に合わせ、各個人の感性により引き立たされて。額縁に入った絵はただ眺めるしかありませんが、着物には、それを作り出した人々の思いと、自然の調和、時の流れまで詰まっていて、着ている人の心をも暖かく包み込んでくれるのです。私は日本人だから、着物に対して強く感じるのでしょうが、世界各地の民族衣装にしても、その土地の自然にしても、すんでいる人や自然と関わりがあるのではないでしょうか。それをお互いに尊重できたら、争いも少しは減るのでは...。自然と人間が調和して生きる重みをもう少し考えてみたいと思います。

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