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zoom RSS 夏向き主人公?!

<<   作成日時 : 2009/08/10 09:14   >>

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 翼の帰る処シリーズ、久しぶりの最新刊がやっと出ました!! といってもなぜか2巻の上だけですが、面白いです。前作がヤエトと皇女の協力によって北嶺郡を平定したところまででしたが、今回は話がどんどん大きくなり、皇位継承にかかわる動きがどんどん深刻化していきます。




隠居があこがれの若年寄主人公ヤエトさん。36歳だというのに、隠居するんだ〜と言い続けて、何度も高熱を発して寝込む虚弱体質の持ち主ですが、本人の意思とは裏腹に、まわりの信頼も期待度も上昇中です。ついでに身分も平民から貴族、それもトップクラスへ。この巻では、北嶺が郡から国へ昇格されると同時に、ヤエトの昇進、貴族としてその領地の把握までが語られますが、のんびり平穏に暮らしたいヤエトの希望は遥か彼方に遠のいて、その様子が親近感が持てるというか、おかしいです。(^-^) まぁ、本人の無駄な抵抗の割に、やっていることは至極まともで、まわりの方の信頼も宜なるかなというところなんですけど。前作からのイケメンな皇女の騎士団長とのチームワークもぴったりです。
 帝国の問題の中で、ヤエトが復活の一翼を担ってししまった北嶺の鳥たちの飛翔に関する軍事的な意味合いも濃くなり悩んでいます。飛んでいる鳥の背から見る空の美しさにほれぼれとしながら、ここから敵を射るのか...と意識してしまうと、地上が余りにも作り物めいて、遠く感じて相手を自分たちと同じ人間と認識できないと、力の持つ意味に深刻になってしまいます。

 騎士団長にあのジェイサルドさんを得て、興味深い過去を知り、これからの話にも深みが出てきました。ジェイサルドさんつながりで、ヤエトの領地にも一癖も二癖もある代官夫婦がいることも判明。面倒くさいといいつつも、地道に領地経営にいそしむヤエトも好感が持てます。
 今回は、趣味の歴史の収集にも少しいそしめて、幸せそうなヤエトも出てきます。
 でも、最後の最後で第二皇子の国から犯罪捜査の名目で、捜査隊が派遣され(正使は、無能で威張るばかり、女好きとどうしようもない貴族で、ヤエトの頭痛の種です)、鳥に影響を皇女様が北嶺からヤエトの領地へ転がり込んで、また一波乱きそうな予感を感じさせて終わります。

 戦の記憶が新しいためか、時々フッと砂漠を越えてきた頃の話が出てきます。生々しい殺戮の記憶、現在の真帝国の中でも位の高い貴族には、残してきた親類縁者を捨て駒にしたという罪の意識が残る様子。そのことはヤエトに忘れていた東に向かうときの感情を思い出させ、忘れていたことへの罪悪感、過去を、歴史を繋ぐことの大切さを思い出します。
 過去と竜に関する伝説、予言がキーワードかもしれません。

これだけでも楽しいですが、話が見えないよ〜という方は、是非1巻から。こちらも上下に分かれています。

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