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zoom RSS 洛風林展に行ってきました。

<<   作成日時 : 2009/09/27 21:00   >>

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やっとこ、洛風林展を見に行ってきました。
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洛風林副社長の堀江麗子さんもいらっしゃってました。とてもチャーミングな、着物の良く似合うお嬢さんでした。

デザインや色を決めて、織元に依頼して折ってもらうそうですが、機屋さん毎に特徴があるのでイメージにあわせてどの機屋さんに頼むかも腕の見せ所(?)のようです。

一番難しいのは、自分の頭の中のイメージと織り手さんのイメージの擦り合わせだとか。そのために先代のときは勉強会を頻繁にされていたとか。おじいさまの頃から、色々な図案を収集されていたとのことで、それを元にして、帯の製図を引いているとか。焼き物の柄をとってきたり、中国、ペルシャ、インド...世界中のデザインから...といっても、昔から色々なデザインを吸収してきた着物や帯ですので、違和感なく帯の中に。やはり古くからあるデザインというのは、とても参考になるとのこと。

糸からこだわって、とても締めやすいですよとのこと。

色々なデザインのものがあり楽しかったですよ。帯締や、帯揚げと組み合わせて遊んできました。

麗子さんとのお話の中で、正倉院御物の修復の話も。染め物の本には、平安時代の赤糸縅鎧(あかいとおどしよろい)の修復の話が有名です。これは1000年以上前の茜染めの糸や皮で作られて今もその鮮やかな色を保って、正倉院におさめられていますが、明治期に当代最高の技術で修復されたのですが、100年ほどしか立っていない現在、既に色があせてしまっているのです。この原因として、当時の技術の高さもさることながら、染めに使われた植物の持つ色の力の差もよく言われます。ちなみに、化学肥料を施された植物ではさらに色がきれいに出ないといのこと。ここにさらに新事実。当時の蚕と近世の蚕では、吐く糸の質も全く違うのだそうです。なので、昔の布の修復に現在の布を使っているものは、元の布を痛めてしまっているということです。現在世界中の蚕を収集している筑波大学の協力で、当時の蚕に近い蚕が飼育され、さらに餌の桑も農薬や化学肥料をかけずに育てた、これまた原種の桑の葉で飼育して、糸を糸をとることで、当時の布に近いものを復刻し、化学染料で染めて(昔と同じくらいの力のある染織の材料が手に入らないため)、修復に使っているそうです。染まりが違うのには、布の繊維にも違いがあったんですね。

原点に返らなければならない時代に来ているのかもしれませんね。

本物を知るには、やはり本物に、小さいときから接するのが大事ですね。着るものだけでなく、食器、食べ物、全てに渡ります。お金の問題ではなく、心の問題、日本人として、人間てとしての問題にかかってくる気がします。形あるものはいつかは壊れるというということを、だから丁寧に扱わねばならないし、丁寧に扱うことでものは飛躍的に持つのだと。百年経つと器物に魂が宿りツクモ神となる、という想いも悪くないなと思わされます。

ものの対価としての値段は、色々なものを含んでいるということを、購入者もきちんとわかって買わないと、作ってくれた人の想いをきちんと受け取らないといけないなと思いました。帯だけでなく、着物も、家具も、食べ物も、良いものは、やはりそれだけの価値があると思います。いつもそればかりでなくても、少しずつ...でも、手元においてみませんか? それであなたは日本の伝統産業に、未来にささやかな投資をしていることになるとしたら、そうして自分の心も暖かなもので満たされるとしたら、子供達にもしっかりした心の拠り所を残せるとしたら、とても素敵なことではありませんか?



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