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zoom RSS リンゴの話は、和暦にヒントが?

<<   作成日時 : 2009/10/15 23:33   >>

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 先日紹介した木村さんのリンゴの話の中には、季節の移り変わりをとても細かく感じ取っておられるのが印象的でしたが、季節と言えば月の満ち欠けを元にした旧暦が有名ですが、今回ご紹介する本のタイトルにある「和暦」は、一般に言われる「旧暦」とよく似ていますが、中国で生まれた「旧暦(=太陰太陽暦)」とは別に、旧暦が伝来する以前に日本の気候風土に合わせて、独自に編纂され手いてたと推定される暦を指しています。旧暦が入ってからは、その内容も取り入れた日本独自の暦へと変化するのですから、紛らわしいと言えばそうなのですが...。

和暦で暮らそう
小学館
柳生 博


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ここで言う和暦のはなしは、「ハル、ナツ、アキ、フユ」という大和言葉の音に「春、夏、秋、冬」という漢字を当てはめた時点で失われたニュアンスが存在するとしています。元の大和言葉を推測する時点でヒントになったのは、現在では和歌や短歌弟子か現れないような「季語」でした。

 本の中にも書かれていますが、月ごとに膨大な季語が存在しているのには驚きました。ここまで膨大な季語があるということは、それだけ詳細な観察眼を持っていたということですが、それは現代の学校における勉強、ただ単なる教養の世界ではないというのが大事な点です。なぜか? 季節の移り変わりが豊かであり、自然災害も多いので、生きるためにはわずかな違いも把握しておく必然性があったということです。

 木村さんが自然を細かく観察して、リンゴの無農薬・無肥料栽培を成功させたというのは、昔の、ひょっとすると大昔の日本人のしていたことを、現代の私たちの目の前に蘇らせたのではないかと。

 大事なことは、自然観察は生活全般に及び、人の生活は自然の中にすっぽり包まれていたと推測されます。作物を育て、収穫する。猟をして魚や鳥、獣を狩る。食事を作る。衣服を作って身にまとう。生活するための家を建てる。集落として共同作業をこなし、他の地域と交流する。農業の端境期にお祭りなど収穫の祈願や感謝の込めて、神を祀り、一方でストレスを発散する。全てにおいて、大事なのは天候であり、季節であったから、自然観察の結果を簡潔にまとめたのが24節季72候であると考えると、とても腑に落ちました。

 私はきものを着るようになって、季節の移り変わりがとても身近になりました。なぜか24節季が身体の感覚として理解できるのです。洋服では、そこまで感じられなかったのにです。着るものも何かを根本から変えているように思います。衣食住は、生きるための本質を言い当てていたんですね。

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Chie-san,

Now Kanji can't be used for some reason, so I am writing a comment in English. When I was in the US, a friend of mine being a science consultant said to me that South American Indians knew how to grow vegetables without contracting disease. Perhaps, they and ancient Japanese may have the same genes. That's my conjecture. Your write-up is very intriguing. Thanks a lot for precious information.
Tomishin
2009/10/16 18:57
コメントありがとうございます。私の方はなぜか英語だと入力できなかったので日本語です。DNAが人の行動まで規定するかどうかはわかりませんが、連綿と続く昔からの習慣は、その民族に固有の智慧としてどこかに蓄えられるのでしょうね。居住地の地理的な距離は離れていても何かしら共通するものがある、というのは不思議ですね。住んでいる環境や自然に対する接し方が似ている、もしくは自然あるいは宇宙にそう規定されるのか。大いなるなぞですね。(^-^)
chie
2009/10/16 22:05

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