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zoom RSS 日本の歴史から見た日本民族について

<<   作成日時 : 2010/03/27 00:16   >>

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2月27日にも紹介していますが,その後、読み進めて民族的にも面白いな...という記述がありましたのでご紹介します。

私の周りでも就職活動に励んでいる人が数名おりますが,なかなか決まらず大変そうです。そういう状況を頭の隅に置いて読んでいると,前回とは別の箇所に気をひかれる自分がいました。これから社会に出ようとしている方にも,何か励みになると良いなと思います。(^-^)

★印の後の文章は,本からの抜き書きです。♥は私の独り言(?)です。

★「移動する民は,財産を全て身につけて持ち歩かなければならない。そのなかで、移動していてもなくならないものは,自分の才能と技術である。この二つを持っている人は,どこへ言って持つよう。どこででも生きていく事が出来る。」

♥肩書きよりも,本質です。自分が今まで物事にどう取り組んできたか,その姿勢がこれからの自分を形作っていきます。無駄な努力はないんです。

★「一つの仕事だけをずっとやるのではなく,知恵と技術を生かして,色々な事をやりながら,彼らはこの列島の中で生きてきた。」

♥一つの仕事だけをやるのではなく...という所がミソですね。別に転職を進めているわけではなく,色々な事にトライしてみる事で,一つの事を色々な視点から観察する,もしくは考える力が養われてくると思います。そうすると,想いもかけないユニークな解決法が湧いてくるかもです。

★「良民の外に位置づけられていた『化外(けがい)の民』にしても、そこには非常に細かく,複雑でデリケートな違いがある。しかし私たちはそういった歴史の中に隠れている襞に気付かず,簡単に区分けをして考えてしまっている。」

♥この文章を読みながら,先日の「事業仕分け」を思い出してしまいました。表面だけしか見ていないと、大事な事を取りこぼしてしまいそうです。そういうものを再認識するには「事業仕分け」は有効であったかもしれません。本当に必要な事は、100年先を見通せるそういう視点だと思うのですが...。

★「卑賤視したり、差別するという事にも,もう一つの別の面がある。その背景には情念としての畏敬の念があり,ひょっとすると憧憬さえあったかもしれないとも感じる。『聖』と『俗』が、『聖』と『穢』が、『聖』と『賤』が重なり合う。そういう領域が存在する事を,私たちは見落としがちだ。」

♥差別する心には,自分にないものを羨む心も隠れているのかも。たまには自分の心と向き合ってみませんか?

鳥居竜蔵氏の「日本民族複合論」を紹介。
○日本民族の起源には,六系統ある。
○縄文人の直系=アイヌ民族 ⇔ 沖縄の人々
  両者は,近年のDNAによる比較で,非常に良くにたDNAを持っている事が分かってきています。

 実は,着物の文様的にも,沖縄と東北から北海道にかけての地域は,非常に良くにた文様を使います。琉球絣の「ツバメ」が、越後上布にも見られたり...とか

埴原和郎氏の「(日本民族の)二重構造モデル」も紹介されています。
簡単に言うと,日本列島の住人には2通りあって,
 1. 東南アジア系の在来系集団
 2. 東北アジア系の渡来系集団

♥日本列島に住んでいる一般に「日本人」と呼ばれる人には、簡単に言うと,南方系と北方系の血が混じっているという事でしょうか。なので色々な顔つきの方がいらっしゃる、という事でしょうか。


★「賤民は選民である」

♥一見矛盾するような表現ですが,何か大事な事が隠されている気もします。

★「歴史を考え,日本人を考える。それは,『自分のアイデンティティとは何か』という事を知る事にも繋がっていく。知るということは,力になる。より深く知ることによって、自分はどのような日本人として,この列島で生きていくのか,という覚悟が決まってくるのだろう。」

★「裏も表もどちらも大事だ。両方があってこそ物事は成り立つのだ。我ありて彼あり,という存在ではないのか。影の闇の深さがあったからこ光が輝く。光は影を照らす事によって、光であり得るのだ。」

♥「裏と表」、「光と影」優劣つけがたく,どちらも大事ですよね。

★「私は影の部分というのは,決して暗いものでも,いやなものでもないと思っている。むしろ,影の部分をきちんと見る事によって,逆に光の部分が明らかになってくるのではないかという考え方をしている。」

♥スペインのフラメンコの解説にも時々使われる表現に似ています。光と影,影があるから光が生きるということでしょうか。

★過去の痕跡を消して,「臭いものには蓋」をしてしまうのではなく,どんなに辛くても,見るべきものはきちんと見ることが大事だ。見ることによって,自分たちの過去を振り返る。それが,差別の撤廃や平等な社会を実現させることに繋がるのではないか。


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最後に,

★「最近、つくづく『水』というものが,大事だと思えてならない。こんなふうに人間のいのちが軽くなってしまったのは,私たちのこころが渇ききってしまったからだ。そうして、ひび割れしかかったところに、湿り気や水を与えてやらねばならない。そうすることによって,命の重さというものを取り戻すことができるのではなかろうか。





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 最近の千絵さんの投稿は、読みごたえがあります。簡単に感想が書けません。明日から一週間出張しますので、帰宅して時間を見つけてじっくりと感想を書きます。私の好きな主題でもあるからです。
トミシン
2010/03/27 10:20
トミシンさん、お忙しそうですね。
ご訪問ありがとうございます。お褒めに預かり,恐縮です(^-^)
トミシンさんのご意見,楽しみにいていますね。色々な方と話すと,いろんな視点を教えていただけて,とてもありがたいです。
熊本はとてもよい天気で,桜も満開ですが、寒いです(^^;;
chie
2010/03/27 10:58

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