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zoom RSS 戦争とは...

<<   作成日時 : 2009/11/29 23:34   >>

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 何となくきな臭い今日この頃、少し前に読んだ本を紹介します。著者は,私と同様戦後生まれで戦争の体験はない方です。でも体験者の経験をとても的確に描写され、現在の世界情勢まで広げているところがすごいと思いました。

 「日本の受けた本土空襲については,被害体験だけが語られる。それをひっくり返すことで,私は「日本人はひどい」といいたいのではない。「戦争ってそういうものだろう」と言いたいのである。だって,親兄弟や友達をむごたらしく殺された現場に「犯人」が現れたら,あなたはどう思うだろうか? ごく普通の人情,自然な人間感情として「叩き××してやる!!」という思いに駆られるのではないか?
 日本人がそう思うということは,他の国々の人々もそう思うというところであり,2003年3月以降に,米英軍の空爆を受けたイラクの人々もそう思っただろうということである。

 今見失っては行けないものは,戦争の本質である「殺人」の実態と,それが必然的に産み出す怒り・反発・反発・憎悪・復讐心・悲しみといった普遍的な「人間の感情」なのだ。そして
。」
 「(自分の反戦の思いは)結局,相手方の立場にになってみるということだと思うんですね。自分がされていやなことは,人にするな。自分が殺されたら嫌だろう。だったら,殺すな,殺されるな。」 by 小田実

これは戦争に限らず,全てに当てはまりますね。とてもわかりやすい言葉ではないでしょうか。そして、相手の立場に立てるような人を作るのが教育ではないでしょうか。

「戦争っていうのは急に始まるんじゃないですよ。どんどんマインドコントロールをしていくんです。最近,特攻を美化する風潮がある。ああ,俺たちがやられたことと同じだと思うと,これは(特攻の経験を)話さなければならない、と。突っ込んでいく,勇ましく,崇高な,と。そんなもんじゃないよ。自分がやってみろ。...(中略)...自分を失って突っ込んでいくんだ。...(中略)...死ぬんだよ。」 by 川剛 逸夫(第15期 甲種予科練生)

「言論の自由は基礎前提です。人間が幸福に暮らすための。言論の自由がなくなれば,世界は真っ暗になる。」 by 城山 三郎

「自分は生き残った,生き残った命のおもさを感じた。だから,同じように命を持つ他人も大事だ。その思いは、戦後生き残った人はみんな共有していたのではないかと、むの(=むの たけじ)はいう。」

「ひとのいのちは 地球より重い」from『詞集たいまつIV』

「戦争って一晩で10万人死ぬんですよ,あんた。誰がどうしてそれを助けるの。要するに,戦争が起こってしまえば助けようがない。本当に国民の安全を守ろうと思ったら,戦争をやっちゃダメなんだよ。やってしまつてから助けるなんてことはできないということを、3月10日(東京大空襲の日)は教えている。」 by むのたけじ

「戦争そのものが,残虐性を生み出す。」by 阿利莫二、『ルソン戦---死の谷』

戦争と労働という面から述べられている箇所があります。今の不況と何かダブって感じるのはなぜ?

「戦争は兵器を求め,兵器は労働を求める。戦争をする国においては、本人の自覚とは関係なく,毎日の仕事が殺戮に結びついてしまうのだ。...(中略)...格差を肯定する社会においては,上流から下流まで様々な動機から戦争への期待が生まれ,やがてそれらが一本化していくのではないかと,私は危惧している。」
「被害・加害の両面から平和を考えなければならない」

「われわれは「人を殺す」ために働いていくのか?それとも、「人を生かす」ために働いていくのか? 」

「雇用の流動化は,働く者を「バラバラ」にする。」

9.11テロで,息子を亡くした中村佑 氏の言葉には,重みがあります。

「命の重さというものは,息子を失ってからより真剣に考えるようになりました。テロリストも国家も『正義』を語る。しかし,関係のない人の生命を犠牲にするところに正義などあり得ない。せがれにこの私がいるように,どの人にも家族や恋人がいるわけですよ。そこへ思いをいたさずして、正義など,決して実現できないと思っています。」

あれから少しもやまないテロには、お互いの対話が特効薬では?

「知っている者には「しっている」という責任がある。」

「殺される側の人々が発する「恨みの声のうねり」をテクノロジーによって止めることは出来ない。」

「人のしさえ見なければ、戦争はおもしろい。非日常の冒険に憧れる気持ちは誰にでもあるから、憎悪の泥沼に足を踏み入れないために,今知性を奮い起こして戦争の実態を見据えたい」

極めつけはこの言葉ですね。「過去の事実の中に,未来を開く鍵がある。」


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