Honeybee

アクセスカウンタ

zoom RSS 染織文化展行ってきました

<<   作成日時 : 2010/08/21 21:42   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


染織文化展では、正倉院をテーマに日本の三纈(さんけち)が紹介されていました。これは、日本の染め物の技術の元になった三つの手法とされています。

こちらにわかりやすく説明されてます。
http://blog.goo.ne.jp/jun-eigo/e/d629714270f91e746a8102f70a7b80e9

「臈纈(ろうけち)」と「纐纈(こうけち)」は、現在それぞれ「ロウケツ染め」、「絞り染め」といわれているものとほぼ同じです。

最後の「夾纈(きょうけち)」は、長らく途絶えていたのですが、近年染めを復刻されたということで、その作品が来ていました。名古屋帯はとても素敵でした。ただし,復刻された内田氏は染織家で方を彫ることはできないそうで、今回の作品もどこぞの物置(?)から出てきた、昔の型を使ったものだそうです。昔の型とは行っても、デザイン的にはとても素晴らしいものでした。とくに雀に似た鳥はかわいかったです。今のプリント布を見慣れた目には、すこし物足りない方もいらっしゃるでしょうが、素朴な模様ですが、形を表しているのも大事なところです。

これは、正倉院御物にある夾纈の布
http://www.weblio.jp/content/縹地唐草花鳥文夾纈あしぎぬ?dictCode=SSIHM


なぜ型を彫らないのか。型を作るには、目の詰まった分厚い板(南方系のバルサのような板ではすぐ曲がる)が必要。さらに、模様を彫り込んで、しっかり縛るにはかなり大きな板でないといけないということで、目の詰まった樹のかなりの大木が必要なのですが、なかなかそんな大木はない...ということで、型作りは材料から枯渇しているということらしいのです。次善の策として、合板などを用いてできないのかそれはまだやった方がいないようで、わからないそうです。

この「夾纈(きょうけち)」は、水の中に入れても反らないような分厚い二枚の板に、ピッタリ合わさるように図柄を彫り込みます両面とも凹面に彫り込み(この型は、お互いに鏡に映った像のような関係になっています。1枚はちょうど版画の版木のようになっています)、布を挟んで液が中のくぼんだ空間に入らないように、縄でグルグルと2枚の板を縛ります。この2枚板の間に彫り込まれた空間が、多色染めのために大事なんです。

そもそも、書き染めの技術(友禅)はこの当時は存在せず、ひとつの布をたくさんの色を使ってきれいな模様に染めることが難しかったのです。「臈纈(ろうけち)」にしても、「纐纈(こうけち)」にしても、布の一部が染まらないよう(「防染(ぼうせん)」といいます)に、ロウを塗ったり、糸で括って、布全体をある染料の液に浸して染めるため、染め上がった布は布自体の元々の色と染料の色の二色、もしくは、重ねて色をかけていくしかなかったのです。絵の具で絵を描くとき、筆を洗う水がドンドン暗い色に変化するのと同じで、たくさん色をかければかけるだけ、ドドメ色になってしまっていたわけです。

なので「夾纈(きょうけち)」という染めは、このたくさんのきれいな色で、染めてみたいという思いから生まれた技術といえるでしょう。

この、模様の空洞は、一色毎に閉じた空間を形作っているため、この空間それぞれに染料を注ぎ込む穴と、排出する穴が穿たれています。なので、穴毎に違う色の染料を流し込み、模様を染め分けていくわけです。かなり手間のかかる方法であることは確かですが、これならきれいな模様の布をたくさん作れます。ただし,染料は大量に入りますが...(^^;;

この当時は、着るものというよりも、タペストリーのような飾るための布を主に染めていたようです。現存している布が大きなものばかりなので、そう考えているだけかもしれませんが....。装飾品ということは、偉い人に貢ぎ物...なので、それだけ質の高いものをということなのでしょうか。

このときの図形は、線対称のものが多いので、型は模様の半分の分だけを彫って、布を半分に折って型で挟んで染めたのではないかと考えられているようです。なかなか、興味深い染めですね。

ハンコのように染めていく方法がなかったかとか、多色刷りの版画のようにできなかったのかとか、思われます。しかし、布を染めるということは、洗濯や経年変化でも色が落ちないように、ある程度しっかり繊維に色をしみ込ませないといけないので、ハンコでは念入りに染め上げるのが難しかったので、「夾纈(きょうけち)」という染めが生まれたりかもしれません。


正倉院御物の中の纐纈の布
http://www.weblio.jp/content/緑地目交纐纈あしぎぬ

染織も、シルクロードを通って日本にたどり着いたのですね。世界中に同じようなデザインが散らばっているのを調べてみるのも楽しいかと思います。



ろうけつ染め(切り売り) 麻布・生地・機織り 47
ラジャクイーン
ろうけつ染め職人手仕事の一品産地:タイ チェンマイ生地:ヘンプ(麻)染工法:ろうけつ染め 機織り(は






ろうけつ染め(切り売り) 麻布・生地・機織り 33
ラジャクイーン
ろうけつ染め職人手仕事の一品産地:タイ チェンマイ生地:ヘンプ(麻)染工法:ろうけつ染め 機織り(は





39ろうけつ染めのれん(桔梗)アーチ型90cm丈●税込(送料別)【05P17aug10】【P0820】
家具のニシムラ
39ろうけつ染めのれん(桔梗)アーチ型90cm丈 R026-116-0202税込 6500円(送料別



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
育児ブログ・ランキング 木精占いはいかが? ここ↓をクリック(無料です) SQ Life 木精占い クリックで救える命がある。 Amazon. co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン
染織文化展行ってきました Honeybee/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる